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立法院(りっぽういん)とは、満州国における立法機関である。しかし、立法院議員選挙は実施されず、正式に開設されることはなかった。 == 概要 == 立法院は、一院制を採用し、組織法第5条に「皇帝ハ立法院ノ翼賛ニ依リ立法権ヲ行フ」と規定された。権限は日本の帝国議会とほぼ同じである。 しかし、組織法第16条には「立法院ノ組織ハ別ニ法律ノ定ムル所ニ依ル」とされ、正式開設が先送りされた。とりあえず立法院に「秘書庁」が設置され、立法院院長に趙欣伯が、秘書長に劉恩格が任ぜられた。 だが、1934年(康徳元年)10月には立法院は機能を停止して準備機関に格下げされ、秘書庁のみの組織に改組された。それに伴い院長の趙欣伯は辞任し、秘書長の劉恩格が立法機関トップとなった。 その後、「満州国憲法」の制定論議が下火になったため、最後まで議会として機能することはなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「立法院 (満州国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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